- これまで接客業しかやったことないけど他の仕事もできる?
- 接客業を辞めたいけど次の仕事が見つかるのか不安…
- 接客業から転職するにはどんな職種がいいのか…
接客業で働き続けている人ほど、「給料」や「年間休日」など、現実的な部分で将来が不安という方も多いのではないでしょうか。
この記事を見ている方の中にも「接客業以外の仕事に転職したい」と考えている方がたくさんいると思います。
そこでこの記事では、接客業しかしたことがない方の転職の可能性について。また、転職する場合のおすすめ職種やコツについて詳しく解説していきます。
接客業しかしたことないけど転職はできる?
接客業しか経験したことがない方の中には、
「他の職種に転職できるのかな?」
という疑問や不安を抱えている方もいるでしょう。
結論から言うと、これまで接客業しか経験してこなかったとしても転職は十分可能です。
実際に、私は接客業しか経験していない状態で営業職に転職しています。
転職をしてみて分かったのは、接客業で培ったスキルや知識は、他の業界でも十分通用するということです。
場合によっては、他の業界を経験してきた人よりも接客業経験者の方が優遇されるケースもあります。
接客業を続けていくことに不安を感じている方は、その点は安心してもらえればと思います。
接客業しかしたことがない人の転職先としておすすめ職種3つ
では次に、接客業しかしたことがない方が転職するときに、おすすめの職種を3つ紹介していきます。
- 営業職
- 事務職
- コールセンターのオペレーター
営業職
接客業しかしたことがない方には、営業職への転職がおすすめです。
なぜなら、接客業と営業職は仕事の本質がほぼ同じだからです。
どちらも、お客様の悩みや課題を引き出しニーズに沿った提案をするのが仕事のため共通点があります。
接客業で培ったコミュニケーションスキルや傾聴力、提案力は、営業の仕事でも間違いなく重宝されます。
企業によっては売上や成績によるインセンティブ制度を導入している所もありますので、年収アップにも繋げやすいのが営業職の特徴です。
事務職
「もう接客業はやりたくない」
「お客様対応に疲れた」
という方は、事務職への転職がおすすめです。
事務職は、例えば会社の中で営業職のサポートをしたり、請求書の作成をしたり縁の下の力持ち的存在です。
社外のお客さんと接点を持つ機会は、接客業ほど多くありません。
そのため、接客業で人と接する仕事に疲れてしまった方にはリハビリ的な意味でも最適と言えます。
働きながら簿記などの資格も取れることもメリットです。
ただ、長年接客業を経験してきた方の中には、
- お客さんと接する機会が少なくて物足りない
- デスクワークが続いて運動不足…
と感じる方もいるかもしれません。
コールセンターのオペレーター
接客業しかしたことがない場合、コールセンターのオペレーターに転職するのもおすすめです。
接客業とほぼ変わらないのでは?
たしかに、コールセンターはお客様対応が主な仕事で、基本的には電話やチャットで1日中お客様とやり取りをすることになります。
ただ、お客さんと顔を合わせるわけではないので、対面での接客で感じる精神的なプレッシャーを軽減しやすいとも言えます。
・接客業で培ったビジネスマナーや言葉遣いなどを最大限に活かせる
・どこの地域でもコールセンター業務の仕事は募集が多い
という意味でも、接客経験者にとっては狙い目の仕事です。
接客業しかしたことない人が転職を成功させるためのポイント3選
では次に、接客業しかしたことがない方が転職をする時に意識すべきポイントを3つ紹介していきます。
できるだけたくさん情報収集をする
接客業からの転職を成功させるためには、とにかくたくさん情報収集をすることが大切です。
転職は情報戦。質の高い情報を集められるかで勝負が決まります。
たくさんの求人を見たり、転職の専門家に相談したりしながら進めることで、自分の希望や理想に合った仕事や企業を見つけやすくなります。
仕事をしながら転職に関する情報を集めるというのは決して簡単なことではありません。
しかし、ここで歯を食いしばれるかどうかで将来が変わりますので積極的に情報収集しましょう。
自己分析を徹底的に行う
転職を成功させるためには、自己分析を徹底的に行う必要があります。
自己分析というのは、自分の長所や短所、性格などを分析する作業のことを指します。
自己分析なんてしなくても、自分のことはよく知ってるけど?
そう考えている方も多いですが、一度客観的な視点から分析をすることで、自分でも気づかなかった長所や短所を見つけられるようになります。
そうすれば、適職も見つけやすくなりますよね。
特に異職種に転職する場合、自己分析が成功のカギを握りますので、時間をかけて徹底的に行いましょう。
転職支援サービスを活用する
とが意外とたくさんありますので、自分だけではスムーズに転職を進められなくなってしまうケースもあります。
自分に合った企業をスムーズに見つけ、最短で転職をするためには、
- 転職エージェント
- 転職サイト
- 適職診断サービス
などの、転職支援サービスを活用するのがおすすめです。
転職のプロから指導やサポートを受ければ、転職活動に臨んでも素早く内定をもらうことができます。
接客業しかしたことない人が他業種に転職するメリット
では次に、接客業しかしたことがない方他の仕事に転職するメリットについて詳しく見ていきましょう。
身につけたスキルを活かして他の仕事でも活躍できる
接客業では、
- コミュニケーションスキル
- 傾聴力
- 接客マナー
- マネジメントスキル
など、様々な知識やスキルが身につきますよね。
先ほども解説したように、これらのスキルはどの業界、業種でも必要になります。
接客業経験者は、既に基礎となるスキルや知識、マナーが身についている状態ですので、新しい仕事や環境にも適応しやすいと言えるのです。
労働環境が改善されることもある
接客業はお客さんと接することも多く、いろいろな意味で刺激的な仕事です。
一方で、
- 休みが不規則
- 週に1日しか休みが取れない
- 給料がなかなか増えない
- ボーナスが支給されない
など、労働条件の面では他の仕事に劣ることも多いです。
接客業以外の職種に転職するだけで、自分のスキルや能力を伸ばさなくても労働条件が改善されるケースが多いです。
営業職に転職した私は、
給料(ボーナス)・年間休日・残業
などが大幅に良くなりました!
精神的な負担を軽減できる
接客業は、その名の通りお客様を接客するのが仕事です。
中には少し面倒なお客さんや、クセの強いスタッフがいたり..。
また、いつお客様が来店するかわからずに、1日中気を張っているという場合も。
そんな状態では精神的な負担が大きいです。
仕事は人との繋がりで成り立ちますので、接客業以外に転職したとしても同僚や取引先などとコミュニケーションを取る必要があります。
ただ、お客様がいきなりやって来たり、1日中お客様対応に追われたりすることは少なくなると、精神的な負担は間違いなく軽減されます。
【まとめ】接客しかしたことがなくても転職できる!
ここまでお伝えしてきたとおり、接客業しかしたことがくても転職は十分可能です。
- 接客業で身につけたスキルや知識は他の職種でも活かせる
- 他の職種に転職することで、給料や残業・休日などの労働条件が良くなる
- 情報収集、自己分析を行なった上で、転職支援サービスを使って転職活動する
接客業を続けることに不安を感じている方や、労働条件キャリアアップを狙っている方は、今回紹介したことを参考に今すぐに転職に向けて動き出すことをおすすめします。
また、自分のスキルを上手くアピールできるか不安な人は、転職の専門家に相談して準備をしっかりしてから求人に応募しましょう。