- 接客業から製造業への志望動機は何を書けばいいのかな…?
- 製造業に活かせる接客業での経験なんてあるのかな…?
- 接客業で人と接するのが嫌だからと志望動機に書くのはダメ?
接客業から製造業に転職する場合、志望動機の書き方には注意しなければいけません。しかし上手くポイントを押さえて志望動機を作成すれば、接客業から製造業への転職を成功させられます。
この記事では、接客業から製造業へ転職する場合の志望動機の書き方を解説します。記事を読めば、魅力的な志望動機で転職成功の確率をグッと上げられます。
接客業から製造業の志望動機|5つのポイント
接客業から製造業の志望動機を書くときは以下5つのポイントを押さえてください。魅力的な志望動機に仕上がって製造業への転職を成功させられます。
- 製造業への熱意を書く
- 職種に合わせて書く
- 企業に合わせて書く
- 転職理由を書く
- 製造業で活かせる接客業での経験を書く
製造業への熱意を書く
接客業から製造業の志望動機には、製造業に対する熱意を書きましょう。採用担当者は、なぜ異業種である製造業に転職を考えているか知りたがっています。
- 「ものづくり」に興味がある
- 両親が製造業を行なっていた
- 接客業でPOPなどを作るのが得意だった
履歴書に記載しなくても、必ず面接で聞かれるので回答を考えておいてください。
職種に合わせて書く
接客業から製造業の志望動機は、職種に合わせることも大切です。製造業という大きな括りだけでは志望度が伝わらないからです。
製造業には以下の職種があります。
- 設計
- 商品企画
- 研究開発
- 品質管理
- 営業・販売
- 生産技術・製造技術
希望する職種に合わせて志望動機を書くことで、より採用担当者に刺さります。
» 製造業とは?職種や業種ごとの特色
企業に合わせて書く
業界・職種に合わせて書くことも大切ですが、企業に合わせて書くことがもっとも重要です。他の企業でも適用できる志望動機では、企業側が採用するメリットを感じてくれません。
履歴書の志望動機には、必ず企業のUSPを把握して書いてください。
企業のUSPとは、例えば以下のようなものです。
- 独自の商品
- 独自の製造技術
- 独特な企業理念
企業のUSPを掴んでいると「よく会社のことを理解しているな」と感じてくれるため、印象がグッと良くなります。
転職理由を書く
接客業から製造業に転職する場合、志望動機には転職理由まで記入します。異業種から転職してくる場合、採用担当者が必ず気になることだからです。
志望動機の転職理由には前向きな理由を書きましょう。ネガティブな転職理由を書いてしまうと、採用担当者に与える印象が悪くなります。
» 接客業から製造業の志望動機|注意点
- 新しいことに挑戦したい
- 「ものづくり」への興味に気づいた
例えば上記のような書き方で転職理由を記載してください。
製造業で活かせる接客業での経験を書く
接客業から製造業への志望動機には、前職から活かせる経験を書くと効果的です。製造業でも活躍できることが採用担当者に伝わり、転職成功の確率がグッと上がります。
- コツコツした作業が得意
- お客様への安全を考慮できる
- 仕入れ業務に関わって商品管理できる
採用担当者が会社にメリットのある人材と判断すれば、書類選考を突破できる可能性は高いです。
接客業から製造業の志望動機|注意点
接客業から製造業の志望動機を書くときは以下6つの注意点を押さえておきましょう。注意点を押さえていないと採用担当者に悪い印象を与える可能性があります。
- 条件ばかり書かない
- 企業研究をしておく
- 接客業の不満を書かない
- 受け身的な内容を書かない
- 志望動機以外の項目と矛盾させない
- 業界全体に当てはまることを書かない
条件ばかり書かない
志望動機には条件ばかり書いてはいけません。条件ばかりを書いてしまうと、会社自体の魅力を何も感じていないように感じさせてしまいます。
条件ばかりとは以下のようなことです。
- 給料が高い
- 残業が少ない
- 休みが安定している
接客業から製造業に転職する理由が条件面だとしても、志望動機に書くのはやめましょう。印象が悪くなる可能性があります。
企業研究をしておく
履歴書の志望動機を書き始める前に、しっかりと企業研究をしてください。企業独自の魅力を志望動機に書くことで「この人はうちの会社のことをわかっているな」という良い印象を与えます。
接客業の不満を書かない
異業種に転職する場合、接客業での不満を書いてはいけません。不満を書くと採用担当者に与える印象が悪くなります。
接客業では以下のような不満があって転職を志しているとしても、志望動機に書くのはやめましょう。
- 給料が低い
- 休みが少ない
- サービス残業が多い
接客業から製造業に転職する場合は「挑戦する気持ち」など前向きな内容を書いてください。
受け身的な内容を書かない
志望動機には受け身的な内容を書いてはいけません。受け身的な内容を書くと積極性がないと判断されます。
受け身的な内容とは以下のような内容です。
- 技術を学べる
- 仕組みを覚えられる
志望動機以外の項目と矛盾させない
志望動機以外の項目で矛盾する内容を書いてはいけません。履歴書全体で矛盾点があると「嘘をついている」と思われるからです。
履歴書全体を通して一貫性のある内容を意識してください。
業界全体に当てはまることを書かない
製造業全体に当てはまることだけを書いてはいけません。製造業全体に当てはまることを書いてもアピールにはならないからです。
「ものづくりに興味がある」とだけ書いても「じゃあ他の企業に行けば?」と思われるだけ。「ものづくりに興味がある」と書いた後に「独自の製造システムに感銘を受けた」など、企業のUSPを書くことが大切です。
魅力的な志望動機で接客業から製造業の転職を成功させよう
接客業から製造業の志望動機は以下5つのポイントを押さえましょう。転職成功の可能性をグッと広げられます。
- 製造業への熱意を書く
- 職種に合わせて書く
- 企業に合わせて書く
- 転職理由を書く
- 製造業で活かせる接客業での経験を書く
自分が作成した志望動機に不安がある場合、第三者に見てもらうのがおすすめです。主観ではなく客観的な意見をもらえるので、より魅力的な志望動機で転職成功に近づきます。